今回は楽天生命の「スーパー定期保険」について解説します。
楽天市場のSPUの対象商品になっています。
2021年1月から楽天カード超かんたん保険が使いづらくなりましたので、その後継商品としてはこの「スーパー定期保険」か、「スーパー終身保険」がオススメだと思います。
楽天SPUのポイントアップ目的で加入検討される方もいるかもしれませんので、商品の特性や注意点を解説していきます。
楽天生命「スーパー定期保険」の特徴
それでは、楽天生命のスーパー定期保険について解説していきます。
楽天生命「スーパー定期保険」商品の仕組み
楽天生命は基本は保険ショップなどでの対面販売ですが、一部の商品はインターネットで契約まで完結する商品があり、このスーパー定期保険はインターネットで契約まで完結する商品です。
商品の種類としては、「1年定期保険」と呼ばれる定期保険です。1年間の定期保険なので、「掛け捨て型」の保険になります。
例えば死亡保険金額1000万円のこの保険に入ると、1年間の間にお亡くなりになった場合には、死亡保険金として1000万円が出ます。掛け捨てですので、お亡くなりにならなくても保険料は戻ってきません。
保険期間は1年ですが、保険期間満了日の2週間前までに継続しない旨の意思表示をしない限り、80歳までは自動で更新されます。
通常このような商品は必要な時にだけ大型の補償を用意したい時などに利用します。
例えば、「子どもの進学の関係で、この数年だけは3000万円の死亡保険が欲しい」などと言う時に、その数年だけ定期保険で用意するような使い方をします。
積立機能がある終身保険などでは、保険料が高額になりすぎるので大口の保険を用意することは難しいですが、定期保険では安い保険料で大口の保険を用意できることがメリットです。
この商品には特段「特約」はありません。当サイトでは特約は最小限のシンプルな保険を進めていますが、そういう意味ではこの保険はシンプルで良い保険だと言えます。
楽天生命「スーパー定期保険」保険金額ごとの保険料について
この保険では、死亡保険金を1000万~2000万までの100万刻みと、2000万~5000万までの500万刻みの計17パターンから選択することが出来ます。
以前の記事で取り上げた「スーパー終身保険」の場合、死亡保険金額を高額にすれば割引がありましたが、スーパー定期保険の場合、保険金額を高額にしても割引はありません。
1000万円と5000万円なら、単純に保険料は1000万円の5倍になります。
保険料は25歳・30歳・35歳などの5歳刻みで保険料が変動します。
それぞれ、その更新時期の保険料率で計算されますが、現時点では以下のような保険料の上がり方になります。
若いうちは安いですが、途中からだいぶ高くなるので注意が必要ですね。
そもそもこういう保険は必要な時に一時的に加入することをオススメしていますが、保険料が上がるタイミングには、本当に今でも同じ保険が必要なのか見直しをする方が良いかと思います。
楽天SPUについて
さて、この保険に入り、楽天カードで保険料の支払いをすると楽天SPUの対象となり、楽天市場の買い物が+1ポイントになります。
「保険料お支払い月の翌月の楽天カードでの楽天市場のご購入金額」ですので、例えば11月に保険料を支払えば12月の楽天市場の買い物分が+1ポイントになります。
上限が5000ポイントですので、50万円までの買い物で上限になります。
支払方法は口座振替も選べますが、楽天市場を利用する方は、必ず楽天カードでの支払いにするようにしましょう。
楽天カードは楽天で買い物をする場合は、是非持っておいた方が良いと思います。もし保有されていない方は、作るだけでポイントが貰えますので、この機会に楽天カードの作成をオススメします。
まとめ
楽天生命のスーパー定期保険は1年間の定期保険です。
何かしらの事情で大口の死亡保険が必要な際に活用できます。
自動更新ですが、5歳刻みで保険料が上がり、高齢になるとだいぶ高くなります。お子さんが小さい時など、必要なタイミングだけこの保険を用意するようにしましょう。
また、楽天SPU目的の場合は支払方法を必ず楽天カードにしましょう。
ちょこっとでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。