落雷で家電が壊れた・・・火災保険の対象です。

保険の選び方

夏場に多い雷による落雷事故。落雷による家財の破損も火災保険の支払い対象となります。

私は学生時代に洗濯機が落雷で壊れてしまったのですが、保険が使えることを知らずにコインランドリー生活を強いられました。

皆さんは、そうならないように落雷事故について説明していきたいと思います。

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落雷事故とは

落雷事故とは読んで字のごとく雷が落ちた事による被害です。私は子供のころ雷が落ちるときは木の下にいると危ないから木から少し離れたところにいないとダメだと教わりました。

私の雷のイメージは夏の積乱雲なのですが、気象庁のHPに月毎の雷のデータが掲載されていましたが、やはり夏場(特に8月)の被害が一番多いようです。

気象庁HPより

雷による被害と言うと、直接、雷が建物に落ちてきた事により、建物が燃えた時にしか保険が使えないように思わないでしょうか?実はそんなことはありません。

近所で雷が落ちた際に、電線や電話線を伝わって、家の家財に過電流・過電圧(雷サージ)がかかってくることがあります。それにより、自分の家に直接雷が落ちていなかったとしても、電化製品等に被害が出ることがあります。

利用できる火災保険

普通の火災保険では、特約などをセットしなくても雷は火災保険の対象になります。

電化製品が壊れた場合などは保険の対象が「家財」かだけは必ず確認してください。

私は学生時代に安アパートに住んでおり、入居時に火災保険に加入させられていました。4年生の夏に落雷により洗濯機が壊れたのですが、保険の対象になることを知らず、コインランドリー生活を強いられることになりました。

近くで落雷が起きた後に家電製品が故障した場合は落雷による被害の可能性があります。そのような場合は一度加入している保険会社に問い合わせをしてみてください。

保険に頼らない対策

落雷が保険の対象になることはお分かりいただけたと思いますが、保険が出るから良いという訳ではありません。

特にパソコンなどが破損した場合は、中のデータまでは補償の対象にはなりません。全てクラウドに保存しているのなら良いのかもしれませんが、なかなか全てのデータまでをクラウドに保存している方は多くないと思います。(大事なデータはちゃんとクラウドに保管しましょう)

そこで、特にパソコンなどの精密機械に関しては、

①雷雲が近づいてきたら電源を切りコンセント、LANケーブルなどをPCから抜く
②雷サージガード機能が付いたOAタップなどの導入
などをお勧めしたいと思います。

我が家では以下の製品を使っていますが、同様の商品はたくさんあるので、値段や必要なコンセント数に応じて購入するのが良いと思います。

まとめ

★雷は直接、建物に落ちてこなくても、近所に雷が落ちると家財道具などが破損することがあります。

★雷の被害は火災保険の対象になります。

★とくにパソコンなどには雷サージガード機能が付いた製品の導入での対策がおすすめです、

★大事なデータはクラウドで保存しましょう。

皆さんにちょこっとでもお役に立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人
ひかる

某金融機関で保険に関する仕事をしています。
当ブログではちょこっと裏話もまじえながら保険や資産運用に関する考え方などを発信しています。
【保有資格】
1級FP技能士・TLC(生保協会認定FP)・損害保険プランナー・特別会員証券外務員(1種・内部管理責任者)

管理人のプロフィールやこのブログのコンセプトなどはこちらをご覧ください。

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