1日自動車保険 大手4社を比べてみたら損保ジャパン1択だった!

保険の選び方

最近人気の1日自動車保険。賢く使えば非常に便利な自動車保険です。

大手4社の同じタイプの保険を比べてみたら損保ジャパンの「乗るピタ!」一択でした。

1日自動車保険の便利な使い方、何故「乗るピタ!」が良いのかを解説します。

なお、本記事の内容は2021年7月時点の各社の商品内容を基に作成しています。

ひかる
ひかる

うまく使いこなすと悪くない保険ですよ。

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1日自動車保険とは

最近1日だけ加入できる「1日自動車保険」が秘かに人気です。大手では最後発の損保ジャパンの「乗るピタ!」は半日(12時間)単位で加入できます。

例えば、マイカーを持っていない人(マイカーを持っている場合は他車運転特約が使えます)が友人の車を借りて運転する場合や、親の自動車保険の年齢条件や本人・配偶者限定などの「限定条件」に合致しない場合などに利用できます。東京海上日動のHPの画像を引用してみました。黄色マーカー箇所はこの保険のポイントとなるところです。

東京海上日動のHPから抜粋

例えば、一緒に住んでいる19歳の息子が運転免許を取得。練習のためにたまには運転させたいが、「年齢条件を全年齢にすると保険料が非常に高くなるし、事故されると保険料が上がるから困る・・・」などというケースがありえますが、「1日自動車保険」は、親が持っている車を子供が運転する場合も対象になります。

また、通常事故をするとノンフリート等級が下がり翌年の保険料が高くなりますが、1日自動車保険の場合は関係ありません。

若者の車離れが進んでいるので、保険会社は将来の囲い込みを目的にこういった商品を販売していますので、後々自動車保険を新規で加入する場合の割引などの特典がある会社もあります。

ひかる
ひかる

年齢条件を「全年齢」にするとかなり保険料高くなるので、あまり乗らないならオススメです。

各社の比較

あいおいニッセイ同和損保の「ワンデーサポーター」・損保ジャパンの「乗るピタ!」・東京海上日動の「ちょいのり保険」・三井住友海上の「1DAY保険」を比較します。

ここで比較するのは、各社の一番高いプランです。相手への賠償だけであれば、各社の一番安いプランで問題ありません。

下の表のとおり2021年7月現在、損保ジャパンの乗るピタ!「安心プラン」以外は「人身傷害保険」が付いていないのです。人身傷害については、以前の記事を参照ください。

 
対人賠償 無制限 無制限 無制限 無制限
対物賠償 無制限 無制限 無制限 無制限
対物免責 なし なし なし なし
人身傷害 × 3,000万円 × ×
搭乗者傷害
車両復旧費用 300万円まで 300万円まで 300万円まで 300万円まで
車両免責 15万円 10万円 10万円 15万円
弁護士費用 × × ×
保険料 2,500円 3,500円
(半日2,800円)
2,600円 2,500円

私は人身傷害保険は必ず必要な保険だと思っていますので、安い高いに限らず人身傷害保険がセットされていない保険は選択肢に入らないと思っています。

その人身傷害保険が唯一付いている損保ジャパンの「乗るピタ!」だけでしたので、これしか選択肢は無いと思っています。

なお、人身傷害保険がセットできるのは「乗るピタ!」の中でも「安心プラン」のみです。

ひかる
ひかる

ちゃんとした補償が欲しいなら「乗るピタ!」の「安心プラン」一択ですね。

他の3社にも是非追随して欲しいです。

まとめ

・1日自動車保険は、親や知人の車を運転する場合に便利な保険です。

・1日自動車保険は事故をしてもノンフリート等級が下がりません。

・ただし、保険の「かけ忘れ」が起きる可能性があるので、絶対に注意してください。

・人身傷害保険がセットできるのは損保ジャパンの「乗るピタ!」の「安心プラン」のみです。そのため、ちゃんとした補償が欲しい場合には、これ以外の選択肢はありません。

いかがでしたか?皆様にちょこっとでもお役に立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人
ひかる

某金融機関で保険に関する仕事をしています。
当ブログではちょこっと裏話もまじえながら保険や資産運用に関する考え方などを発信しています。
【保有資格】
1級FP技能士・TLC(生保協会認定FP)・損害保険プランナー・特別会員証券外務員(1種・内部管理責任者)

管理人のプロフィールやこのブログのコンセプトなどはこちらをご覧ください。

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